WinActorとは
WinActorは2010年にNTT研究所で産まれた純国産RPA(Robotic Process Automation)ソリューションです。
Excel、ブラウザ、個別の業務システム等、Windowsパソコンから操作可能なあらゆるアプリーケーションの操作をシナリオとして学習し、PC操作を自動化するソフトウエア型のロボットツールです。
WinActorは、これまで人手で行っていた“画面操作(GUI操作)”を自動化します。
また、複数のアプリケーションをまたがって操作していたドラック&ドロップやコピー&ペーストの作業も再現することが可能です。
WinActorのシナリオはフローチャート図として表示されます。フローチャート図は直感的な操作が可能なため、シナリオの作成や編集についても、プログラミング等の特別な知識を必要とせず、簡単に行うことができます。
※シナリオとは…WinActorが行う自動操作を記録したプログラム
業務操作をWinActorが学習し、シナリオのひな型を作成。
WinActorの画面上で、シナリオの詳細な動作条件を指定。
業務操作をWinActorが自動で正確に再現。
WinActorは下記のような業務の自動化を得意としています。
事例 1
WinActorを活用し、毎日使用する集計データを業務システムから自動的にダウンロードしたい
業務概要
業務システムへログインを行い、出力条件を入力し、集計データを出力。
加えて、出力結果を所定のサーバへ名前をつけて保存を行う作業を毎日手動で実行。
効果 集計データを抽出するため業務システムへのログイン、条件指定、出力、指定の場所への保存をWinActorが一気痛感で実施。その結果、担当者は予め保存されている集計データを参照するところから次工程の作業を開始できるため、定型的な作業にかかる稼働に対し、1ヶ月あたり約20時間の削減を達成。
事例 2
WinActorを活用し、マスタ登録作業を自動化したい
業務概要 ユーザから受領したマスタ登録情報をもとに、マスタ登録システムへの登録/更新を、依頼件数分、手動で実施。
効果
マスタ登録システムを開き、依頼されたマスタ登録情報の入力と登録/更新をWinActorが自動で実行。
1回の作業あたり約4時間の稼動が削減することが可能に。
また依頼されるデータ量が多い場合は2日以上に分けて実施していたが、データ量に関係なく、約1日で完了可能に。
副次効果としても、登録に際して人が直接操作する作業が無くなったことにより、登録漏れや間違いなどのヒューマンエラーの防止も実現することができた。
まずはトライアルで2か月間WinActorを使用してください。
当社にてトライアルの支援や操作研修も実施いたします。
その後本格導入いただくにあたり、ライセンスのご提供だけではなく自動化のご支援や技術サポートも実施させていただきます。
KNT-CT・ITソリューションズのソリューション&サービスについては下記よりお問い合わせください。